フリーランスエンジニアのヘル太郎です。最近の株高の波に乗り遅れてます。
トランプ政権がパリ協定離脱を宣言しました。
米国は世界の二酸化炭素の約15%を排出する。その一方で、気温上昇や海面上昇、異常気象などと戦う途上国の取り組みを積極的に支援し、資金や技術を提供してきた。世界の指導者としての道徳的な問題もある。米国が気候変動における指導的立場を放棄したことは、他の外交分野にも影響を与える。
世界人口が膨れ上がりそれに比例してエネルギー需要も右肩上がり。世界各地で頻発する異常気象が頻発していることからも地球規模での温暖化対策は必須ですが今後もエネルギー需要は右肩上がりで伸びていくと思っています。そーゆーわけでエネルギー企業へ投資します。
配当利回り4%超のエネルギー企業
XOM(エクソンモービル):4.9%
RDSB(ロイヤルダッチシェル):6.18%
BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)6.26%
出光:4.96%
JXTGホールディングス:4.08%
注 2019年11月時点での利回り
管理人はRDSBを60万円ほど新規で買付しました。XOMが欲しかったのですが現在の株価ではちょっと買えないので利回りが6%台になるまで待ちます。
これらの企業は環境に配慮したESG投資の観点から海外の大手機関投資家の投資対象から外れており株価は低迷。出光は今年の8月頃には利回り6%台になるまで売り込まれ、管理人も「石油資源はいつかは枯渇するしガソリン需要も低迷してるし何より1兆円以上の負債あるし」と安易に考えて投資対象から外していました(馬鹿だったなあ)。
これらの企業はガソリン売ってる石油・石炭会社と捉えるより「社会に必要なエネルギーを提供する会社」として考えたほうがよさそうです。
世界的な脱石油の流れ
上記のグラフから分かる通りLNG(液化天然ガス)の世界取引量は年々増加しており今後も脱石油の動きが加速していきます。低炭素社会に向けてどの企業も石油・石炭会社からエネルギー会社への転換を進めています。
出光興産と昭和シェル石油が1日、経営統合した。出光創業家の反対で実現までに3年強の時間を空費。その間、欧米の石油メジャーは日本の元売りから手を引き、再生可能エネルギー事業の拡大などの構造改革に着手した。先に統合したJXTGホールディングスも相乗効果の発揮を急ぐ。世界で石油依存からの脱却が進んでおり、後れをとった出光・昭シェルも変革を迫られる。
引用:空費3年 脱・石油出遅れ 出光・昭シェル統合 メジャー追う
エネルギー企業への投資
脱石油・低炭素社会=低エネルギー社会ではないと思っています。省エネは必要ですが発展途上国の人口増加や経済成長、今後もますます増えるRPAやAIを考えればエネルギー需要は今後も増え続けていくと思います。
今までエネルギー関連の株を買っていませんでしたがポートフォリオの分散のためにも積極的に買っていこうと思います。
蛇足

上記は温暖化の影響で食べるものがなく痩せ細ったホッキョクグマの映像ですが、動物好きの管理人しては非常にいたたまれないものがあります。
トランプ大統領は「地球温暖化は中国のでっちあげ」と公言して世界環境よりも自国経済(石炭産業)のほうが大事と公言してるような人物ですがこんな人は早々に退場して欲しいと願わずにはいられません。