失敗したこと

初めての暴落相場を経験して

10月の暴落は株式投資を本格的に開始してから初めての経験でした。-60万以上の大ダメージを喰らってしまいせっかくのチャンスを活用できませんでした(T_T)シクシク。
が、また来るであろう暴落に備えて反省事項をまとめてみようと思います。

大きく3つです。

・高PER株を買うことのリスク
・損切の難しさ
・忍耐

■高PER株を買うことのリスク

暴落発生の10月22日と発生後に反発した10月30日までの下落率について、市場平均と保有株の比較です。

市場平均に比べて保有株は大きく下落しました(平均下落率16%)。僕のポートフォリオは中小型中心で東証1部の大型は一切含まれていないので仕方ない部分はありますが、高PER株ほど下落率が高い。特にIPOしたてのエヌリンクス。

面白い銘柄はないかなーと探していたときに偶然発見。今年の4月にIPOした銘柄で一時は2200円割れまで落ちてましたが、見つけた時(暴落日前日!)には急騰していて3,000円超。事業内容(にっくきNHKの収納代行業)は面白かったが成長プレミア加算状態(PER30倍超!)で「うーん、欲しいけど高すぎるのよねー(・д・`)」と一旦は躊躇。が、あのしつこい取り立て営業力を身をもって体験していたこともあり、「ま、1単元ならいっか(゚∀゚)」と購入。結果、30%近い下落を食らってしまいました・・。営業地域は順次拡大していて成長性はあると思いますが購入タイミングが悪すぎました。欲しいものリストとして監視銘柄に入れて機会を待つべきした。

株は 安く買って高く売る が基本なので、いくら成長性があっても成長プレミアが乗った状態で買うのは危険 ということがよーーくわかりました。

 

■損切の難しさ

これはケースバイケースではないでしょうか?人によって運用状況も違えば下落の理由も異なるので、一律で何%下がったら切る、というは僕はやりません。今回のやまみ損切は、株価下落がファンダメンタルズ悪化が理由ではなく、市場全体の暴落に呑まれてのことなので、損切はしないつもりでした。ただ、損失を出しても他の銘柄の買付や買い増しをしたほうが利益になると判断して損切しました。と偉そうに言ってますが、さすがに数十万の損切はかなり悩みました。前週から日経平均が大幅に下がって嫌な予感はしてんたんですが、昼休みに株価を見たら「・・・・・・えっ(゚Д゚)?」と我が目を疑いました。お、お、恐ろしく下がっちょる!「ど、ど、どうしようヽ(´Д`;≡;´Д`)丿」と昼飯を食べるも全く味はわからず。やまみは今年3月に4000円近辺まで上昇して2000円割れまで急落していたので、「よし、もう下落余地も少ないだろう(`∀´)」と購入しました。名著「ピーターリンチの株で勝つ!」でも、「株価がどこまで下がるかということにルールなど一つもない」とあります。もうこんなに下がったのだから、これより下がりようがない という言葉がいかに根拠がないものか よくわかりました。結局、翌日に投げ売りして60万以上の損失を出してしまいました。

■忍耐

これが一番難しい。今回の下落で一番重要性を感じました。当初、ポートフォリオの買付上限は700万円のつもりだったんですが、最終的に1,200万まで膨らみました。「今のうちに買っておかないとチャンスを逃すかも」と欲を出したからです(結果は御覧の通り)。今回の下落は年最高値の24,000円から15%超の下落でしたが、この程度は年に1,2度起こるそうなので、欲しい銘柄を観察して辛抱強く待っていれば今回の下落をうまく利用して安値で優良銘柄を仕込めたかもしれません。

いずれも色んな投資本に書かれています。頭では分かったつもりだったんですが、人はやっぱり痛み目を見ないと分からんもんです。次の下落がいつ起こるかは分かりませんが、次こそうまく乗り切ってやろうと思います(*゚∀゚)つ

 

※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。

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