フリーランスエンジニアのヘル太郎です。最近PC画面を見るが辛いです(; ̄^ ̄)。
職業柄1日中座って年がら年中機械の相手ばかり。いい加減うんざりしたので山登ってきましたが非常に良かったです。
普段使わない全身を使って汗をかきながら自然の山を登るという行為は気持ちが良かったですし、山頂も景色も相まって登頂時の達成感はなんともいえないものがあります(こんないいものなんで今までやらなかったのかと思ったぐらい)。
今回の登山で時間は有限だということを改めて実感しました。
マイルドな絶望を感じる40代
できる人は「まだまだ、どんどんいける」と思っているし、20代、30代にうまくいかなかった人はすでにマイルドな絶望を感じているという人もいるかもしれません。
引用:40代にしておきたい17のこと(本田 健)
上記は完全同意。管理人も週1で軽く絶望してます。
自分は稼いだお金を株に投資して配当を積み上げることで将来の備えにしていますがはっきりいって不安だらけ。フリーランス需要がどうなるかも分からなければ株や配当の未来も見通せない。不眠や腰痛といった健康面の不安もあります。
それでも希望がゼロというわけでもなく。今のところ仕事はあるし身体も(とりあえず)健康、株の運用も(良くはないけど)悪くはない、と言ったところ。以前の記事で紹介した40代のマクドナルド難民ほど将来に悲観的になってるわけじゃありません。希望と不安が半々、といったところでしょうか。
10年後がリアルに想像できる
40歳は割とリアルな10年後が想像できます。
20、30歳の頃は10年後に現実感を持てませんでした。自分は万能、なんでも出来るなんて脳みそお花畑な思考をしていたわけではありませんががんばればなんとかなると無意識に考えていた気がします(管理人の場合は正社員&年収600万)。
しかし40歳になった今は違います。今までの経験と現在の状況から10年後の自分がある程度想像がつきます。
管理人の場合、あと10年エンジニア需要が続いて株の運用で大きな失敗がなければセミリタイヤして適当にバイトしながら好きなときに本読んで山登ってるかもしれません。逆に仕事がなくなればおそらく今よりは大幅に下がった賃金で家畜電車に乗りながら好きでもない仕事に苦痛を感じながら50歳過ぎても働いているんでしょう。
南の島で優雅でリタイヤしてるわけでもなくマクドナルドで寝泊まりするほど困窮もしていない。
現状からダイナミックには変わらないんだろうなと漠然と考えるようになってきます。
行ける山が少なくなってくる
それでも時間が経つにつれ可能性はどんどん狭まってきます。例えば登山。
年をとるほど行ける山が少なくなってくるでしょう。今回は比較的低山(陣馬山)に上ってきましたが山頂からの下山ルート(JR藤野駅)は思いのほか足場が悪くかなり下半身にきました。うちの愚母も山登りが好きで行きたがってましたが足腰の弱った70過ぎの年配者には恐らく無理です(山中で怪我して身動きできなくなったら洒落にならない)。
やりたいと思っても気づいたら時間と年齢の制約でもう出来ない。そんなことを感じることが多いのが40代。本に書いてあることは全くその通りです。
健康と時間と金
この手の本でたいがい共通してるのは時間・健康・金の3つ。40代で後悔することが多いのもこの3つ。管理人がだいたい考えてるのもこの3つです。
退職する1年前は非常にもったいない時間の使い方をしてしまいました。クソの役にも立たないパワポばかり作って頭のおかしな顧客や上司の相手して時間を盛大に浪費してしまいました。アホどもの相手をする暇があったら山登ってるほうが1万倍幸せ。間違いなく断言できます(っていうかマイナスだから比較できない)。
○代でしておきたい17のことシリーズは文庫本サイズで安くサクっと読めます。できれば20代、30代のうちに一読しておいて損はないかなと思います。