来月いっぱいで契約終了
先月末、唐突に言われました。
多少覚悟はしてたものの実際に、
アナタはもう用済みなのでいりません
なんて言われるとけっこうショックなもので。。。(実際そんな言われ方はされてません)
幸い一週間ちょっとで新しい契約を頂けましたが、貯金のおかげで落ち着いて仕事探しが出来たと思ってます。
自分はフリーランスですが、フリーだろうが正社員だろうが、
1年間働かなくても済むだけの貯金は持っておいたほうがいいです。
1年分が難しければせめて半年。
単に食べていけるからという理由だけでなく、経済的な安心感は精神的余裕に繋がります。落ち着いて仕事探しに臨めば、
①面談時の印象が良くなる
②仕事選びの幅が広がる
とメリットがあります。
今回の仕事探しで改めて実感しました。
仕事選びの幅が広がる
当然ですが、経済的に余裕があればすぐに仕事をしようと焦る必要がありません。複数の仕事を選択肢にして時間をかけて選ぶことが出来ます。
今回の自分の場合、案件終了が決まってから何件かすぐに提案を貰いましたが、それなりに時間をかけ、自分に合ったいい仕事を選べたんじゃないかと思っています。
反対に余裕がないと条件や業務内容を十分に検討せず、目の前の仕事に飛びついてしまいがちです。
以下は最近目にした記事で極端な例とは思いますが、程度の差はあれ切羽詰まると冷静な思考が出来ないという点は同じと考えます。
これからの仕事について、昨年は「それでも手っ取り早く働けるのは派遣だから」と、なおも日雇い派遣に戻ろうとしていたが、今回は「人は掃いて捨てるほどいると思っているのが派遣会社だから」と言い、できれば日雇い派遣には戻りたくないと話す。どうして考えが変わったのか。「今は住むところがあるからです。落ち着ける場所があるから、こういう考え方ができるようになった。住むところがなければ、やっぱり日雇い派遣しかないと焦ってしまうと思います」。シュウゴさんはそう言って、アパート転居に尽力してくれた市民団体に感謝する。
引用:東洋経済オンライン 沖縄から「寮付き派遣」27歳男を待っていた地獄
悲壮感は顔に出る(らしい)
余裕のあるなしは表情や態度に出て案件獲得の有無に影響します。
とあるエージェントに言われました。
エージェントは仕事を探すフリーランスと日々面談しています。その方は多いと日に10人以上面談されるそうで、それだけの数の求職者と会っていると表情や仕草、話し方等で余裕のあるなしが分かってくるそうです。
そして、それは案件獲得に大きく影響するとも。
スキルや経験が重視されるのでは?と訊いたところ、もちろんそれも大事だけど面談中の態度やオーラ(?と言ってた)も非常に大事で、求職者の悲壮感というか切迫感というかそういう雰囲気を顧客側も感じると、スキル的には合格でも案件見送りになることが結構あるんだとか。
自分と同じ40代のフリーランスで半年間仕事が決まらない方がいるそうで、とにかく仕事を紹介してくれと。そういう人はどうしても悲壮感が出てしまい、それで面談が通らずさらに追い詰められる悪循環に嵌ってしまうそうです(1,2ヶ月程度はともかく半年も仕事間隔が空いてると問題ありと見なされるそう)。
仕事を吟味するためにも自前のセーフティネットを作る
今回の仕事探しでは5人のエージェントと面談し、うち二人の方から
「あれ、なんか余裕ありますね?」
と言われました。
最初は何のことか分かりませんでしたが、思った以上に市況は厳しく仕事が見つからないフリーランスは多いようです。
自分には貯金があり、株の配当もあるので、金銭的に余裕のある状況で仕事探しが出来き、結果として納得のいく案件を掴めたと思っています。
目先の報酬や仕事に飛びつけば貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があります。
特にフリーランスの場合、仕事は完全に企業の利益のためであって、正社員のように育成を目的としたアサインなどありえません。
なぜ、その仕事を選ぶのか、その仕事を選ぶことで何が得られるのか、本当によく考えて案件選びをしないと自分の中のストックが積みあがらないと実感しています (これは正社員の方も同じだと思いますが)。
1,2ヵ月程度のとりあえず仕事はともかく、自身の成長のためには仕事は慎重に選ぶべきだと強く思います。特に成長率の高い20代、30代前半の方は猶更なのですが、若い方に限ってあまり成長余地のないとりあえず仕事にアサインされているケースがとても多いと感じます(今の現場もそう)。
そのためには万一に備えて最低限の衣食住を賄えるだけの自前のセーフティネットを用意すべきです。正社員の方も失業保険はありますが、自己都合の転職では3ヶ月間保険金は出ず、家賃、食費、税金等全て自分で賄う必要があり、想像以上の出費はかなりのストレスとなります (特に税金はストレスを通り越して国に対する怒りと徴税職員への敵意が沸きます)。
繰り返しになりますが半年、できれば1年間は仕事をせずに食べていけるだけの貯金を持つことをお勧めします。
お元気そうでなによりです。
面接時の余裕云々についてはこちらの教育でも同趣旨の内容を講師の方が仰っていて納得です。
幸い私は予定通りの進捗具合で、以前お話した感じで定年を迎えそうです。(あと3年半になりました)
コロナ禍が落ち着いたらまたご一緒にお食事でもできたらなと思います。
コメントありがとうございます。
私のほうはそれまで仕事があればいいなという感じですがww
是非よろしくお願いします。