前回「投資信託を始めた理由:会社に殺されかけた」からの続きです。
管理人の当初目標は 退職時までに1億円作る でした。
90歳まで生きたとして1億あれば毎月約28万使えます。期待できない年金も0ってことはないとして、仮に月10万とした場合、毎月40万近く使える計算に。これだけあれば贅沢しない限りは金に困らんだろうってことで、
60歳までの約20年で1億円作ったるぞー (  ̄・・ ̄ )=3!
という野望が出来たわけですー。
ちなみにこれは当時(2017年1月)の目標です。
本記事執筆時点の2018年12月時点では、
これから20年もサラリーマンやるの絶対ヤダ
ってことで株を主力にした運用に切り替えてますー。
1億円稼ぐのに必要な利回りは?
じゃあ年率どれくらいの利回りが必要なん?ってことで計算。
(管理人はこういう皮算用が好きです( ̄▽ ̄)ウフフ)
初期投資500万円、年率10%の複利運用、毎年100万ずつ積立の場合、
10年後 → 2890万円。
20年後 → 9091万円。
おお、いい感じの数字じゃないですか♪
注)面倒なんで税金や手数料は無視します
初期投資1000万円にした場合、
10年後 → 4187万円。
20年後 →1億2455万円。
いける、いけるぞー。
(管理人はこういう皮算用が好き好きで堪らない( ̄▽ ̄;)ハアハア)
ここで上記の条件の妥当性を(テキト~に)検討。
初期投資は1000万円
そこそこ小銭をため込んでたんで余裕でクリアです。貯金万歳( ̄∀ ̄)v
ちなみに管理人は26歳(3浪半)で大学卒業してますが、その時は300万近い借金背負ってました。そんな状態でも1000万くらいは貯められたので、まじめに大学卒業、新卒入社してる人なら40歳までに2000万~3000万くらいの貯金は不可能ではないんじゃないですかね?まあ管理人は独身でしたけど・・・。
ちなみに周りで「投資に回すお金がない」って理由で始めない人がいますが、もし投信でお金を殖やしたいと思っているなら、
1万円でもいいからさっさと始める
ことをお勧めします。もちろん10万、20万くらいではたいした利益になりませんが、とにかく始めれば自然と投資に関して興味が向いて自分で情報収集したりと投資スキルが上がっていきますし、お金を投信に振り向けるようになっていきます。
額は問題ではなく、とにかく始めること
これが大事かなと思います。
年率10%の利回りを目標に
とりあえず証券会社のサイトで直近3年の平均利回り順で検索。そしたら、10%どころか20%超えの投信が結構ヒット。なかには30%超えなんてのもぽつぽつと。
注)これは2017年3月当時です。本記事執筆時(2018年12月時点)では3年平均30%超えの投信は管理人の利用している証券口座では1本しかヒットしませんでした
「おお、20%超えがこんなに?」
なんて思ってたら、全部「アクティブ型」。当時、アクティブはちょっと避けたいと思ってました。なぜかというと、当時読んでた本(「バフェット 伝説の投資教室」)にすごく記憶に残ってる部分があったんですよ。それは、
ほとんどのアクティブ投信の運用成績はインデックス型を下回る
バフェットさんは自分の奥さんに対してこんな遺言を残しているそうです。
つまり、
「アクティブ買うな、インデックス買っとけ」っことをあのバフェットさんが言ってるわけです。
多くのアクティブ投信は、(証券会社が儲けるために)手数料が高い割にその手数料を補えるほどの運用成績を残せてない、ってことなんですね。
※ちなみに上記は今時の投信の常識なので興味がある人は調べてみてくださいねー。
投資の神様が言ってることを無視するわけにはいきません。じゃあインデックスどうなのよ?ってことで、インデックス型で検索したら、
平均利回りがガクッと落ちて10%以下のものがほとんど。
ありゃりゃ、アクティブとインデックスってこんなに利回り違うのかー、っとちょっとがっくし。そんな中、10%を超えてるものがいくつかあって、それがSMTダウ・ジョーンズインデックスファンドだったんですよね(当時は確か12%ぐらいだったような気がします)。
管理人は「米国はこれからも世界経済の中心だ!」なんて漠然と思ってたので、米国のダウ市場に連動する、このインデックス型を購入することに決めました。
購入対象の投信は1つ決まったけど、「じゃあ1000万円を全部をそれ突っ込むのか?」と考えたらちょっと危ない。だって米国市場が暴落したら大ダメージになるじゃないですか?
投信選びのポイントとして、
①分散しろ
②資産総額50億以上かつ3年以上の運用実績があるもの選べ
③なるべく運用手数料が安いの選べ
ってのが本(適当に買った初心者用投資信託の本)に書いてありました。
つまり分散です(ちなみに先のSMTダウは②、③を満たす)
ただ、その時はSMTダウ以外に利回り10%超えのものがあんまなかったんですよ(ブラジルとかあったけどなんか嫌だった。ほかの証券会社ならあったかも)。それにこんな考えがむくむくと沸いてきちゃったんですよね。
「アクティブ型で本当に20%超えなら手数料払って十分おつりがくるよなあ」
と。そこで、STMダウの他に、
・大きく利益を狙えそうな投信(ハイリスク・ハイリターン)
・大きく値崩れしなそうな投信(ローリスク・ローリターン)
の3つに分散して買えばいいんじゃね?と考えたわけです。
大きく利益を狙えそうな投信としては「ひふみプラス」一択。
利回りだけならひふみよりもいい投信がけっこうあったんですが、他のアクティブと比べて手数料が安かったんですよ。それと、ファンドマネージャーの藤野さんの著書の内容が良かったんで決めました。
大きく値崩れしなそうな投信としては「eMAXIS バランス8資産均等」を選択。
日本を含む世界各国の株、公社債、不動産とかにバランスよく投資するもので、これなら大勝はないけど暴落もなさそうだと考えました。当時の利回りは5~7%ぐらいだった気がします。
以下の3本、
・ひふみプラス(期待利回り20%)
・SMTダウインデックス(期待利回り10%)
・eMAXIS バランス8資産均等((期待利回り6%))
を1:1:1で運用した場合の期待利回りは12%
よしよし、10%を少し超えるくらいでいい感じじゃないか?とにかくすごくいい感じだー。
なんて当時は思ってました。
毎月10万円積み立て
今後数年くらいはまあ大丈夫かなあと思ってました。管理人は酒もタバコもギャンブルもやらないんで、毎月10万弱の貯金はたぶん問題ないだろうと(今まで出来てたので)。ただ、当時は今の会社を辞めるつもりはなかったんですけどね、この記事を書いている現在は辞める気満々というか、サラリーマン自体続けるかどうかも微妙な感じになってます。当時はそんなことは考えもしませんでした。
購入した3本の投信
そーゆーわけで、
守りの eMAXIS バランス
攻守を兼ねる SMTダウ・インデックス
の3本柱を資産1000万円均等割りで運用することに決めました。
ちなみにこの記事を書いてる2018年12月時点ではこの判断は間違ってなかったかなと思ってます(先は分かりませんけど)。
なお、購入初期の資産配分は1:1:1でしたが、
含み益が出るにつれて欲に目が眩み、後にこのバランスはくずれていきます
続き「投信やってみて分かったこと」