投資信託

投信やってみて分かったこと

こんちは。財布を忘れてファミレスの支払いをどうするか考え中のヘル太郎です。記事を書いてる場合じゃない・・・・( ̄皿 ̄;)

 

2017年と2018年では真逆のような相場環境でした。

「え?投信ってこんなに儲かっちゃう!?
ヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノヤバイヨヤバイヨ!」

と勘違いするほどに良好だった天国の17年。

「も、もう上げ下げに耐えられーん!
ヽ(≡ω≡;ヽ)(ノ;≡ω≡)ノ!!」

と投げ売りるすほどに精神が追い詰められた地獄の18年。

 

若干2年ですが購入時では分からなかったところが多少分かってきました。

投資初心者の方が勘違いしそうなポイントだと思うので、

「これから投信買って儲けてやるぜえ!!
( ̄‥ ̄)=3 フン

と鼻息荒い(けどちょびっと不安も感じて)方の参考になれば書き殴ってみます。

 

前回記事はこちら↓
投資信託を始めた理由:会社に殺されかけた
初めて選んだ3つの投信

 

投信を買って分かったこと

管理人は17年3月に投信を3つ購入。途中で新規購入や売却を経て、19年1月時点でダウ連動のインデックス投信を1つだけ保有してますが、約2年でもっとも保有期間が長かったのが次の3つ。

・SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド(インデックス、米国株式)
・ひふみプラス(アクティブ、主に国内株式)
・SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(アクティブ、国内株式)

 

この3つの投信の保有を通じて分かったことは次の4つ。

・投信によっては値動きが激しい(相場急落時の不安感大)
・日本市場は米国市場の影響を相当受ける(日本市場脆弱)
・上昇率と下落相場での下降率は比例する
・明らかにインデックスを上回っているアクティブ投信もある

投信によっては値動きが激しい(相場急落時の不安感大)

購入時:投信は株より値動きが激しくない(安心して保有していられる)

現 在:投信によっては値動きが激しい(相場急落時の不安感大)

当初は、

「個別株はともかく投信ならいきなり半値はないよねー(゚∀゚ )」

と思って資産運用の主力に投信を選びました。急激に上げ下げするようなもの(株式)は性格的に向かないと思ったからです。株ほど急激に上がることもないが下がることもない、そう判断したわけですが、

 

投信も普通に激下がりしました

(ノ><)ノ キャー!

 

2018年の3つの投信のPFです(グラフ1)

下落率は

・SMTAMダウ :▼13.5%
・ひふみプラス:▼26.7%
・SBI中小型 :▼35.0%

インデックス型のダウの -13.5%はマシなほうで、アクティブ(特にSBI)の下落率は “暴落” レベル

管理人が理解したのは、投信も株と同様、大きく下落しうる ということ。

個別株の集合体が投信なんだから考えてみりゃ当たり前。購入前は理由もなく投信はそんなに下がらんだろうと思ってましたよ(ーー;)。

SBIの下落率が高いのは、JASDAQやマザーズの中小型株中心に運用していたからだと思われます(ファンドの名前からしてそうだし。管理人はずぼらなので目論見書や運用成績見ませんでした)。2018年の成績の記事のとおり、昨年の新興市場のPFは壊滅的な状況(JASDAQ:-22%、マザーズ:-34.1%)でしたが、ファンドのPFと見事に一致しています。

このことから、投信は株ほどに下がらないなんてことはなく、投信の内容(組み入れ銘柄)によっては市場平均(日経-12%、TOPIX-18%)よりも大きく下落します

なので、投信なら相場下落時でも安心なんてことはありません。

下がる時はがっつり下がるのでかなりの精神ダメージを受けます

 

日本市場は米国市場の影響を相当受ける(日本市場脆弱)

購入時:投信は株より値動きが激しくない(安心して保有していられる)

現 在:投信によっては値動きが激しい(相場急落時の不安感大)

日本と米国でリスク分散、これで安心!
(人´∀`)ダヨネ!

と思って米国投信と国内投信に分けて買ったわけですが、

 

3つの投信が同時に激下がり。

 

グラフ1の通り、値幅は別として3つの投信はほぼ同じ動きをしています。10月、12月の世界同時株安時は揃って急落。

日本市場は米国市場の影響を受けます。それもかなり

そもそも今回の相場急落の震源地は米国であって日本じゃない。それどころか日本企業の業績は過去最高といわれるほど絶好調。でも下がる。もう下がりまくり。

ダウは昨年の最高値27000ドルから年末の23000ドル、約15%の下落に対し、日経は24270円から20000円、約18%の下落(新興市場はそれ以上)。震源地の米国よりダメージ大です。

この辺りは書くのが面倒詳しくないので興味のある方はググれですが、世界市場、特に米国と日本は切っても切り離せないほど連動しています。多少の下げはともかく、昨年のようなきつい下げがどこかの市場で起きれば他の市場にも間違いなく波及し、日本はかなりの影響を受けることを覚悟する必要があります。

管理人は当初これがすごく納得いかなくてですねー。

「なんで企業業績に関係ない(むしろ最高益出してる)のに下げんだYOヽ(`Д´メ)ノ!!」

と激オコぷんぷん丸状態で、後輩にやつ当たりしてうっぷん晴らしてました。もつべきものは(従順な)後輩です。

 

上昇率と下落相場での下降率は比例する

購入時:評価額の上昇率の高い投信が優秀な投信だ

現 在:上昇率と下落相場での下降率は比例する

当初選んだ投信は、

・SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド
・ひふみプラス
・eMAXIS バランス8資産均等

 

あれ、SBIジェイリバイブは? と思われたそこのあなた。

前回記事の通り、2017年3月の運用開始初期は購入しておらず、17年10月に eMAXIS から SBIに乗り換えています。なぜか?

 

そっちのほうが儲かりそうだと思ったから
(〃^▽^〃)

 

万人にご理解頂ける、至極まっとうかつ正当な理由でございます。前述の通り、2017年は(管理人が勘違いするほどに)いい相場でした。下記のグラフ2をご覧あれ。

2017年の3投信の上昇率は、

・SMTAMダウ :+26.1%
・ひふみプラス:+51.0%
・SBI中小型  :+70.1%

インデックス型のダウの26%だって相当なのに、ひふみは51%、SBIはなんと脅威の70%!今なら分かりますが、年間上昇率が70%なんて異常です!

ただねー、開始当初はそれが分からなかったんですよねー。初めは年率10%が目標(妥当な値)だったのに、

もっと儲かる投信があるんじゃね?

なんてことを考え始めちゃったわけですよ。そこで一番リターンが低かったeMAXIS(それでもたった半年でリターン8%!)を売っぱらってSBI買ったわけです。なんでSBIかというと、直近3年の平均リターンが高かったから(これが失敗)。

グラフ2の通り、2月は一発目の世界同時株安で3投信ともに大きく下げましたが、ダウは4月から上昇に転じ、10月まではひふみも上昇基調か横ばい。一方はSBIは下降の一途。しかも10月と12月の相場急落時の下降率は他2つよりも大きい。管理人の3投信の資産推移を見てみましょう。

 

◆ダウインデックスの資産推移

 

◆ひふみプラスの資産推移


※管理人は10月にひふみプラスを売却、最終損益は+74万

 

◆SBIの資産推移


※管理人は10月にSBIを売却、最終損益はー22万

 

グラフからも分かる通り、他の2投信はダウ平均や日経平均と連動する形で回復、上昇していくも、SBIのみ回復どころか徐々に下降。これが精神的にきつくて売却しました。

 

購入時、リターンが大きい投信のほうがファンドマネージャの手腕が優れている=下落相場にもうまく対応する なんてアホな勘違いをしてましたが、上昇率と下降率は比例すると考えておいたほうが良さそうです。

 

明らかにインデックスを上回っている投信もある

購入時:ほとんどのアクティブ投信はインデックスを超えられない

現 在:明らかにインデックスを上回っている投信もある

じゃあ、ひふみやSBIといったアクティブ型はインデックスよりダメなん(´・ω・`)?といわれると、そうとも言い切れません。アベノミクスが始まった2013年からのPF比較です(グラフ3)。

2013年1月1日の値を100とした場合、下落前の2018年の最高値と年末の最低値は

・SMTAMダウ   :最高値 165.3 最低値 141.0
・ひふみプラス :最高値 259.3 最低値 171.4
・SBI中小型   :最高値 469.0 最低値 278.6

 

2018年当初までの約5年間で、ひふみは2.6倍、SBIはなんと4.7倍!。運用資産を5年で4.7倍にするには年率40%近い利回りで回し続ける必要があります。年末の最低値でも約2.8倍、年率20%以上の利回りです。アベノミクス相場は何回かの調整があったとはいえ、非常に恵まれた相場だったらしいですが、それを差し引いてもインデックスとは比較にならないリターンを手にすることも可能です。管理人は当初、3つの投信を300万ずつ買ったので、仮に2013年に買ってた場合、

・SMTAMダウ   :最高値   495万 最低値 423万
・ひふみプラス :最高値    778万 最低値 513万
・SBI中小型   :最高値 1,407万 最低値 834万

元金900万が 1,770万~2,680万 になってた計算になります(税金、手数料除く)。この記事書いてて思いました。

 

早くやっときゃよかったよおおおぉ(ノД`)

 

結論:さっさとやれ

長々と書いてきましたが、管理人がお伝えしたいことは一つ。

 

さっさとやれや (° ▽° )ノ

 

この記事を見てくれているということは多少は資産運用に興味があるということでしょう。だったらさっさと口座作って自分で投信買いましょう。

・アクティブとインデックスどっちがいいの?
・投信いっぱいあるよ。どれ買えばいいの?
・どれくらい資産つぎ込めばいいの?
・いつ買えばいいの?今は相場環境悪くない?
・含み益が出たとしていつ売ればいいの>

やってきゃそのうち分かるから( ̄へ ̄)

 

管理人は昨年10月にひふみもSBIも手放しましたが、それが正解かどうかなんてこの先分かりません。ひょっとして2019年は相場環境が劇的に売った投信が大幅上昇!なんてことがあるかもしれませんし。

管理人が手放したのは、評価額のブレの大きさに精神が耐えられなかったことと、株中心の運用にシフトするためです。シフトする理由は、より短期間で1億円を達成したいから。自分の年齢が30台、ましてや20台なら投信をそのまま保有していた戦略もあり得ます。グラフ3の通り、時間をかければかけるほど複利効果で雪だるま式に含み益が大きくなるので、管理人のように1年や2年で売却するのはもったいないともいえます。

それと人によって含み損に対する耐性も違うでしょう。管理人は-30%も下落したら発狂してしまうレベルですが、

「別に?投資ってそういうもんでしょ ( ̄⊿ ̄)? 」

って方もいるでしょうし。

人によって投資に回せる金額も違います。-20万がきつい人もいれば-200万でも耐えられる人もいるかもだし、利幅の大きいアクティブが合うのか、ディフェンシブにインデックス型または債券組み入れの複合型がいいのかも人の性格やその時々の状況次第。

つまりやってみないことには、自分に何が合うのか分からないのです

 

いつやればいいか?んなもん誰にも分かりまへん。

2019年の相場が悪そうだからと見送ったら相場環境は改善、儲けを逃すかもしれないし、仮に2019年が悪かったとして2020年には回復する?2021年にまた急落する可能性は?考え出したらキリがない。

管理人の昨年の成績は-11%、年初-200万超でしたが、2017年からやっておいたからこの程度で済んだともいえます。いつやればいいかなんて誰にも分からんので、結局考えるだけムダだと割り切ってます。いつものピーター様のお言葉です。

私はリセッション前に警告を得ることができたらポートフォリオをそれなりに調整できるので大いに歓迎するが、まずこの手の予測での勝ち目はゼロだ。ある人達はリセッションの終わりや新しい上げ相場の傾向がはっきりするまで待ちの姿勢を決め込むが、問題は、はっきりとベルでも鳴って傾向がわかることなどまずないということだ。手遅れになるまで物事はそれほどはっきりしない

 

大事なことなのでもう一回。

 

さっさとやれ ( ̄3 ̄ )

 

やってきゃそのうち分かるっつーの( ̄へ ̄)

 

でもあくまで”自分”が耐えられる”範囲でね。

 

※当ブログに掲載されているコメントは、あくまでも超初心者かつ個人的見解に基づくものであり、間違っても特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。

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