こんにちは。ヘル太郎( ̄▽ ̄)です。
先月から現場にイキのいいのが一匹入ってきました(♂24歳、T君)。
基本、新人は入場できない現場だけどエンジニア不足でそうもいってられないようで。
こういう話を聞くと「ああ、本当に人がいないんだなあ」と実感であります( ´ _ ` )。
そんなわけでたいして期待もされずにやってきたT君(ひどい言いよう)。
同じチームで仕事して一ヵ月経過。。。。
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新人にしちゃやけに仕事できるなあ(° _ ° )ホワーイ?
基礎的な事はちゃんと理解してるしベテラン勢の会話に一応でもついてきてる。
それほど難しい仕事を担当してるわけじゃないけど。。。。。
こいつ本当に1年目か?(¬ω¬)アヤシイ….
専門学校出かしらん?
興味が沸いたので休憩時間中にT君の上司(Kさん)に聞き込み。
ヘル太:Kさん、Kさん。T君なんだけど。。
Kさん:どしたん?
ヘル太:彼、本当に1年目?
Kさん:そだよ。
ヘル太:マジ?いやよく基礎ができるなあと。ちゃんと会話ついてきてるし。優秀じゃん。
Kさん:あー、あれはうちの ”養成所出身” だから。
ヘル太:何それ?虎の穴的なww?
Kさん:いや、マジなのよ。3ヶ月ひたすらサーバやらネットワーク組む。
ヘル太:基礎学習とかは?
Kさん:んなもんやらない。ひたすら手を動かす。
ヘル太:いきなり?それきつくない ( ̄◇ ̄;)?
Kさん:めっちゃきつい。俺、絶対やりたくねーもん。
実地学習が最速の勉強方法
Kさん曰く、社内に新人育成の教育コース虎の穴が用意されてるそう。
「自分の理想のエンジニア教育システムを作りたい!」
と某有名SIerからKさんの会社にわざわざ転職してまで作った人がいるんだそうで。
その方の教育方針は、
・人は苦労しないと覚えない
・自分で考えろ(人に聞くんじゃんねぇ)
・とりあえず手を動かせ
・資格はゴミww
配属されるまでの三ヶ月、目の前に参考書とPCだけどんと置かれて部屋に連れていかれ、来る日も来る日もサーバ作ってスイッチ設定してPHP書いてSQL打って・・・・
あまりの過酷さに同期で入った新人も辞めるやつがいたとか(本人曰く「もう二度と絶対やりたくない」)。
そんな精神と時の部屋の修行で彼の戦闘力は大幅アップ。
VCenter や NSX使って仮想ネットワークや VM をサクサク作る。
Config も分からないなりに自分で調べて答えを確認して聞きに来る。
どうすればいいですか?ではなく、
こうやろうと思いますがいいですか?
って訊き方。
ふーむ。
管理人の前職の会社の2~3年目よりはるかに仕事できるな ( ̄3 ̄)。
まあ考えてみたら当然かもしれません。
前職の会社では、新人は入社後一ヵ月は他社がやってる教育コースに放り込んで放置。
戻ってきたら親会社に出向させて放置。
自分達の頭で考えて新人に何をどう教えるかってことをせずに全部他人任せ
”自分達で教育する” っていう概念が存在しなかったからなあ。
まあ当然っちゃ当然かもしれません。
管理人は前職のときに上司に、
新人の成果発表にパワポ作成なんて無駄だから作品作らせろ!と主張してきました。
サーバでもプログラムでもなんでもいいから自分で作ったものを発表させろと。
パワポに文字書いてる暇があったら1行でもいいからコード書けと。
前職の新人の今の現場の新人比べてみてると、やり方でここまで差がつくんだなあとびっくりです。
3ヶ月頑張ったT君は本来は新人が入場できないようなレベルの高い現場で経験を積み、さらに腕をあげていくでしょう。
対して前職の新人は仕事ができない → 重要な仕事は任せられないから適当なルーチンワーク という無限ループ。
技術格差はどんどん開いてくと思います( ´・∀・)カワイソウニ
管理人はネットワーク屋なのでVCenter とか仮想サーバ構築のスキルがあまりないです。これやべえな、人の心配してる場合じゃねえと危機感が募る今日この頃です(前職の新人が仕事なくなってクビになろうが自業自得なので知ったことではありませが)。