フリーランス

インフラエンジニアのお仕事は地味です

こんにちは。徹夜明けでヘロヘロなヘル太朗です(´・ω・`)。

 

先日友人の結婚式に出まして。

色んな人と挨拶するわけですが初対面の方との会話で

「フリーランスで (ほそぼそと) エンジニアやってます~」なんて言うとたいてい、

え、スゴイ!

とわりと好意的な反応されることが多い。否定するのも面倒なので

 

ええまあ(`・∀・´)ドヤ!

 

ととりあえず適当な返事しちゃいますが。

一般の人はシステムエンジニアが何やってるかなんてまず知らないので、よく分からないけど流行りのIT技術を駆使してなんかスゴイことやってそうとか、そういう先入観があるんでしょう。

が、期待を裏切って申し訳ありませんが

 

すごいコトなんて1㍉も(ヾノ・∀・`)ナイナイ

 

たしかに一部のトップエンジニアはスゴイことやってます(アマゾンやGoogleのエンジニア様とかシリコンバレーの天才どもとか。やつらは人間じゃなくて宇宙人)。

 

が、管理人のようなとりたて突出したスキルのないノーマルインフラエンジニアなんて世間の人達が想像してるようなITチックな仕事ばかりじゃない。

じゃあ一体何やってるの?

 

式が終わって午後8時。2次会のカラオケで酔っ払いどもが下手糞なミ○チルとかKin○ Kidsを熱唱してるの横目にそそくさと脱出して東京駅へ( ⊃・ω・)⊃コソコソ。


バナナとお茶でエネルギー補給しつつ移動。眠いよぅ。。。

 

向かったのは神奈川県某所のとあるデータセンター。

今夜はお客さんのシステムの定期メンテナンス日。ファイアーウォール交換を23時~翌7時までやります(なんでよりよって結婚式の日に。。。)

 

「SRX5800」の画像検索結果
ファイアーウォール。小型冷蔵庫程度の大きさ。

 

まず上記のファイアーウォール(4基も!)をラックに搭載するわけですがクソみたいに重い(コイツに腰を破壊されたエンジニア多数)。

搭載したら電気を食わせてやるために電源ケーブルを接続。その数なんと32本(一基8本×4基)。

床引っぺがして床下の電源用コンセントボックスと繋げるわけですが、ただそこらへんに転がってるボックスに挿しゃいいってわけでもない。

各ボックスによって電圧が違ったり引いてる分電盤が違ったりするので、そこらへんを確認しながらやる必要があります(例えば分電盤が壊れて機械が止まるのを避けるために二つの異なる分電盤から電力供給されるようにしないといけない)。

で、この床下。暗いうえに各機器を冷却するための風が回っているのでめっちゃ寒い。

このケーブルはこのボックスで合ってる?いやいやそれは違くてそのボックスが~なんてことをやりながら腰にダメージを与える中腰で地下を這いずり回ること1時間。

ようやく32本接続し終えたときにはもう寒くて指が凍えて動かない。

あまり寒くて、

 

ヘル:同僚さん、ちょっと寒くないですか?
同僚:確かに。普段ここまでじゃなかったような。
ヘル:これはちょっと異常では?

 

あまりに寒くて係員さんに電話して確認したら

 

すいません、22度設定のところが16度になってました

 

と。

は?16度?

凍死するわ( ; ̄皿 ̄)!

 

どうりでやたら寒いと思ったら。。。
(ユニ○ロの5000円ダウン着てたけど寒かった。ちなみに毛がよく抜けるからもう買わない)

こんな劣悪な作業環境の中で床ひっぺがしてケーブル引き回したりとか、この機械の電源はこの配電盤からとらなきゃとか考えたりとか、ケーブルに目印のタグ付けるためにテプラでひたすらラベル作りしたりとか。

 

面倒面倒、超メンドー
( ̄-  ̄ ) マンドクセ

 

個人的にはこんなのSEの仕事じゃねぇだろとは思うけどそこはオゼゼのために我慢我慢。

システムエンジニアっていってもインフラ屋なんてこういう地味~~な作業が多いわけです。

こんな作業をいくらやったところでプログラミングスキルは1㍉たりとも上がらないから、今の若いやつらはインフラなんてやりたがらないよな~なんて思う今日この頃です。

はあ~PHP全然出来てないよお( ; へ ; )。

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